まみずハルカの旅ブログ

大好きな旅のレポート!

京都_出町柳_2019/8

今回は京都の出町柳

 

京都街歩きレポート<出町柳に再び>

 

京都は祖母の家があるということもあり、小さい頃からしょっちゅう親に連れられて行っていた。その時は、親に連れられるがままに観光した。寺や神社が多かったと思う。私はこれらにはそこまで興味がなかった。仏像を見すぎたために、鑑賞物ではなく「当然そこにあるもの」と位置付けていたように思う。今でも、仏像を見ても現代美術を見た時のような芸術的刺激を享受することができない。

寺や神社以外にも親に連れられて街歩きをしていた。祇園四条河原町や京都駅周辺や出町柳。何度、抹茶パフェを食べたり和菓子を買って帰ったことか。京都の老舗の和菓子屋や喫茶店は、本当にレベルが高い。これは私の親の意見だが、私も賛同する。

 

私は20才を超え、祖母の家に帰った際ひとりで街歩きができるようになった。

何度か一人で街歩きをしたのだが、直近のものを綴ろうと思う。

 

この日は雨が降ったり止んだりするような日だった。いつもの日傘を持って、出町柳へ行くことにした。出町柳と言えば、私の好物の「ふたばの豆大福」である。昔から出町柳に行くたびに行列に並んで手に入れていた。これを買うために、近鉄と京阪を乗り継いでやって来たのだ。しかし、この日は定休日。まあこんな日もあるかと思い、そこまで落ち込まない。近くのパン屋さんできな粉豆パンを購入し、賀茂川の辺りのベンチで休憩した。ウォーキングをしてる人釣りをしている人ひとりで黄昏ている人。色々な人が思い思いな時間を過ごしている。この空間の一部に自分の身を置けるのは喜ばしい。この風景をみると、この地に住みたいと思うのは必然だ。自分の人生の中で一時はこの場所に住んでやろうと心に決めた。そして、ゆっくり時間をかけてパンをたいらげていった。

 

午後は出町座という映画館に行った。そこは、映画館と書店とカフェが一体となった場所である。小さく、地元民に愛される系の映画館の風貌をしていた。

そして、発券機で映画のチケットや食券を買うというシステムだった。カフェで一服しようと思ったが、コーヒー500円という高さに断念した。(オープンスペースでの飲食なので、居心地はそこまで良くなさそうだった。)

13時10分の映画「ハッパGOGO大統領極秘司令」を見ることにした。どうかと思うタイトルに惹かれた。ちなみに、学生は1000円という安さだった。

ここの映画館のラインナップはサブカル感がある。いわゆる正統派ではなく、コアなファンが見るような映画が多い。私の趣味にドンピシャとは言えないが、好奇心を満足させてくれるものばかりだ。(ホラー系以外はドンピシャかな。)

 

私が見た映画は、ウルグアイの映画だった。フィクション風に作られたノンフィクション映画。ノンフィクション好きの私にとってはなかなか面白かった。

見ようと思って見るのではなく、映画館でラインアップを見てから映画のタイトルで見るかどうか決めるのは面白い。先入観なしに映画と向き合えるのは良い経験だ。

 

劇場は地下にあり、一般的な映画館と比べて小さくスクリーンが大きく感じる。その時だけかもしれないが、アンモニアの匂いが漂っていてアングラ感がよりいっそう感じられた。怖い映画予告が続き、「あ、これダメかも」と思った。が、本編は観れた。

 

お客さんは揃いも揃って一人だった。私語は聞こえなかった。その一人一人に妙な仲間意識を感じたのは私だけだろうか。なぜか、他人には思えない感覚に囚われた。同じ時間に同じ映画をひとりで見ていること。人生の背景は違えど、みなここに流れ着いたのだ。とても不思議な感覚だった。

 

映画を見終え、商店街で和菓子を買った。ふたばの豆大福の仇を取るようにそこで豆大福を買った。京都の和菓子屋はレベルが高いので、さらっと買った和菓子でも十分美味しい。

 

その後、「マキ」という喫茶店に入った。雨が激しく降り出したが、映画の興奮は冷めない。地元民で賑わう店内は細長い作りをしていた。感じのよい店員さんにコーヒーとパウンドケーキ(フルーツ味)を頼んだ。コーヒーは豆焦がしめの苦めで濃い味。酸味はなかった。パウンドケーキは温かく程よい甘さだった。

 

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出町柳茶店マキ

一人で行く出町柳はのんびりできて、人と行くのとはまた違う趣があった。(自分のペースで動けるからね。)

出町柳という街は趣があり好きだ。私は古びれた商店街が大好きなのだが、出町柳のものは一つ一つの店のレベルが高く最高だ。(出町柳に限らず、京都の商店街は観光地以外なら良い場所が多い。)

また同じコースで遊びに行ってしまう気がしてならない。何度目かの出町柳、堪能できた。

 

 では、また〜