富良野へ行ってきた。
富良野といったら「ラベンダー畑」。私も例外なくラベンダーを見にいった。
旬の時期が夏で、7月中旬までが見頃らしい。丁度、そのくらいの時期に訪れた。
富良野までは電車で向かい、中富良野駅で下車した。
行きの電車の車窓からラベンダー畑を見ることができた。
山の斜面のラベンダー畑には「なかふらのへようこそ」とラベンダーの花で描かれていた文字。とても美しかった。
本来であれば中富良野駅付近で自転車を借りて、目的地である「ファーム富田」へ行きたかったのだが、天気予報が雨だったので歩いた。
(私は歩くことに全く抵抗がないので、30分は余裕で歩く)
道中、電車内で見た山の斜面のラベンダー畑を鑑賞した。ラベンダーの花だけでなく赤や黄色の花が帯状に分けて植えられていて綺麗だった。
そこからさらに歩き、目的地のファーム富田へ。
入場料などはなく自由に入ることができる。
これは、ラベンダーが鑑賞目的ではなく販売目的で植えられているからだ。
ベストシーズンということもあり、一面にラベンダーが咲き誇っていた。ラベンダーだけでなく、ダリアやポピーなども植えられていた。まさにお花のじゅうたんだった。
初めてラベンダー畑を見たが、とても美しかった。お花畑というとひまわりのものくらいしかみたことがなかったが、ラベンダー畑は質が違うなと思った。まず、ラベンダーの花は小さくそれの集合体が棒状になっていてその集合体が畑になっている。そして、なによりラベンダーの木は低いため、近くにいても「均一感」がある。また、苗が直線上に植えられいるため「整頓美」を感じた。(つまり、ひまわりの花畑とはいろいろ違うっていうことが言いたい笑)
ラベンダー畑はいくつかのブロックで作られていた。平地に植えられていたり、斜面に広がっていたりと緩急ある構成になっていた。
花は眺めているだけで心穏やかな気持ちになる。しばらく、黄昏れた。
ラベンダー畑の周辺にある お店の建物はメルヘンな作りになっていて、日本と思えないような風景だった。オランダを思わせるような雰囲気だった。(実際のオランダはラベンダーは有名ではないらしい。)
ラベンダー畑を思う存分歩いた後、ラベンダーソフトを食べた。ラベンダー味というものの想像ができなかったが、食べてみるとソーダ味だった。味は普通だったが、見た目がとても映えた。そして、歩き疲れた体が癒された。
カフェでは、ラベンダーコーヒーというものも売られていた。今回は飲まなかったのだが、気になる。
その後、ラベンダー畑の周辺のお店を見て歩いた。ドライフラワーや香水のお店が連なっていた。富良野で思うことではないのだが、私はラベンダーの匂いがあまり好きではない笑だから、匂い系のお土産は買わなかった。しかし、テスターがたくさんあったのでラベンダー好きの人にはこたえられないお店だと思う。よく、スーパーで売られているようなラベンダーの香りのするものは香料が使われているが、ここで売られている商品はしっかりとラベンダーから抽出したエッセンスが使われている。つまり、ものがいい。
ドライフラワーのお店は、小さい美術館のようになっていた。ところ狭しとドライフラワーやプリザーブドフラワーが飾られていた。特に、ドライフラワーで作られたリースが美しかった。
普段、お花のある生活を送っていなかったのでお花の持つパワーに気付かされた。部屋に花を一輪飾るだけで癒されるかもしれない。その少しの手間が日常を豊かにするはずだ。まずは、シンプルな花瓶を買おう。
富田ファームの近くにはメロンのお店があった。新しいお店のようだった。そこで、赤肉のカットメロンを食べた。とても甘く、美味しかった。北海道のメロンは有名なので、ずっと食べたいと思っていた。だから、ここで食べられて満足した。
生のメロンだけでなく、メロンを使った食べ物も売られていた。そこで、メロンのクリームが入ったメロンパンを購入し、帰りの電車内で食べることにした。メロンパンは名前にメロンの文字が入っているのだが、もちろんメロン自体は全く入っておらず、形が似ているだけである。メロンを使用したクリームが入ったメロンパンを私は食べたことがなかったので、買ってみた。あまり期待してなかったがメロンクリームは想像以上にしっかりとメロンの味がして美味しかった。
メロンを一玉買って帰った。家まで重いメロンを運んだ。食べ頃になるまで、一週間くらい放置した。そして、私の大好きなメロンの食べ方でいただいた。
1、メロンを半分にして、タネを抜く。
2、タネが入っていた部分にブランデーをかける。
3、好みでアイスクリームを乗せる。
4、スプーンで果肉を掬い、食べる。
半分はブランデーのみでいただき、もう半分はブランデーとバニラアイスで食べた。
個人的にはバニラアイスを追加した方が、断然おいしいと感じた。是非、やってみてほしい。
(メロン一玉を独り占めできる幸せ。社会人やな。)