まみずハルカの旅ブログ

大好きな旅のレポート!

屋久島_縄文杉トレッキング_2019/11

今回は、先月にいった二泊三日の屋久島旅行について書く。 

 

屋久島へ行こうと思った理由は、私自身が福岡ライフのタイムリミットが迫っていたからだ。福岡にいるうちに屋久島には一度行ってみたいと思っていたので、タイミングよく行くことができた。

 

1日目、福岡空港から屋久島空港まで約1時間飛行機に乗った。飛行途中で、桜島や開門岳のアナウンスがあり、サービスが温かいなと思った。そして、時間はあまりかからずにさらっと屋久島に到着した。機内から見た屋久島は、島全体が森に覆われているという印象だった。そして、屋久島空港は驚くほど小さかった。今まで見た空港の中でダントツで小さく古かった。荷物受け取りは手作業で、また売店とレストランが一つづつあるようなこじんまりとした空港だった。

 

空港付近はあまり栄えていないので、早々にバスに乗って宮之浦の方へ行った。そこには、屋久島観光センターと屋久島文化環境文化村センターがあった。

観光センターで、飛び魚の唐揚げが入ったラーメンを食べた。麺はソーキそばのような白っぽく、スープは醤油味。鯖のタレ(内蔵のペースト?)のようなものを入れて食べた。味は、塩っ辛かった。飛び魚のヒレがパリパリに揚げられていて、食感が楽しかった。そして、環境文化村センターへ行った。屋久島について学ぼうと思って行ったが、中に入るとたまたまマチュピチュの写真展がやっていてマチュピチュについて学んだ。館長さんが自身の旅について話してくれ、実に緩い環境だなと思った。屋久島の人は穏やかで気さくな人が多いと感じた。屋久島1日目にしてマチュピチュに行きたい欲が刺激されたこともご愛嬌である。

 

その後、民宿アース山口へ行った。そこの女将もにこやかで感じが良い人だった。(トレッキング用の携帯トイレも使ったらお金を払う方式で貸してくれた。使わなかったから返して、無駄にならなかった。)

そこの民宿は清潔で、快適だった。周辺の民宿の中では綺麗な方だと思う。翌日のトレッキングのために、お弁当を注文しようとしたが電話が繋がらず断念。Aコープまで行き、そこで朝食と昼食を買った。レトルトご飯が冷えた後でも美味しいのかわからなかったが、賭けで購入した。そして、その日の晩は近くの居酒屋へ行った。そこでは、飛び魚の一夜干し定食、刺身のユッケ、生ビールを注文。どれもとても美味しかった。にしても、屋久島の料理は塩っ辛いものが多いなと思った。2日目が朝早いのでお酒はビール小で終了(小でも中並みに大きかったのはご愛嬌)。お風呂に入り、9時30分就寝。

 

翌日、3時40分起床。身支度をし、レトルトご飯をレンジで温めて4時35分ガイドの人が迎えに来た。一緒のツアーに参加していたのは、一人で来ていた女性と親子。車で移動し、バスに乗り換える。その前に朝食を取った。朝レンジで温めたレトルトご飯と惣菜とミートボル。空を見上げるとたくさんの星が見えた。周りに街の光が少ないのと雲がないからとても綺麗だった。トレッキングの入り口までバスで30分。トイレとストレッチを済ませ、いざ出発。まずは8kmのトロッコ道。

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ロッコ


ロッコ道の真ん中を一列になって歩いて行く。平坦な道なので、周りの景色を見ながら歩くことができる。洞窟のようなトンネルがあった。自然を生かした作りになっていて趣深い。下に川が流れる橋があった。柵がないところや、線路に隙間があったりしてなかなか怖い。立ち止まって、黄昏たいものだが、ガイドさんのペースは早く、写真を撮ったりすると追いつくのがやっとである。普段の早歩きくらいのペースで最後まで歩いた。

 

ロッコ道を歩いて3分の1くらいのところに休憩スペースがあった。そこには、当時の小学校の校歌が紹介されていた。木材を切って運ぶ仕事をしていた人が昔はいて、小学校まであったのは知らなかった。森が当たり前のように周りにある生活はどのようなものなのだろう。今改めて、森の良さに気づきその生活に憧れを抱く。おそらく、心も常に穏やかで自然体な振る舞いができるのではないだろうか。そして、自然豊かな故郷に愛着を持ち、離れるのを拒むという郷土愛も育まれるだろう。私自身、もちろん幼少期に過ごした土地は大好きで今でもふと思い出したりする。しかし、そこから何回も引越しをすると物理的距離も心理的距離もやはり広がって行ってしまう。だから、地元にずっと住んでいる人、特に自然が豊かなところで暮らしている人には憧れる。こんな感じで、トロッコ道を歩く道中いろいろなことを考えた。そして、「歩く」という行為そのものが好きになった。

 

8kmのトロッコ道が終わり、この調子で行くと行けそうだ!と感じた。がしかし、ここから4kmの山道がしんどかった。木材で作られた階段を上り下り。段差の違う岩場を登った。「心臓破り」と呼ばれるパートは、全力をかけて乗り切った。久しぶりに体力面で全力を出した気がした。往路の途中お昼休憩をした。ガイドさんが皆の分の温かい味噌汁を出してくれた。魔法瓶も重いだろうに、ありがたいと思った。そして、大きな杉をいくつも見た。切り株状になっているものや一回死んだ杉に着生しているものなど様々であった。それらの多くは、空洞ができていて暮らせそうになっていた。(こういう所で幼少期に秘密基地ごっことかしたかったな)ウィルソン株はその洞窟のような切り株の空間に入ることができた。ある場所から、切り口を見るとハート型に。そこが、撮影スポットらしい。橋にもハート型の穴を開けていたので、屋久島の人はちょっとメルヘンなのかなと思った。数多の杉を見た後、大本命の縄文杉にたどり着いた。縄文杉は他の杉とは違い、近づくことができないよう足場が組まれていた。とても大きかったが、それまでに見て来たものでも十分に大きいものだったので想像よりはあっけなかった。(想像が膨らみすぎてた笑)3000年前に芽を出したことを思うと時間感覚が狂う気がした。

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縄文杉

縄文杉を見た後、同じ道を通って帰る。帰りは、登って来た所を下ることが多かったので、行きよりはましな道のりだった。(降りる時の衝撃が膝に響くのは置いといて…)一回通って来た道であるのに、不思議と見える風景が違っていた。新鮮な気持ちで復路を歩くことができたと思う。山道を終え、再びトロッコ道へ。8kmの間、風景を楽しんでいたつもりだったが気づくと考え事をしていた。周りの草や木は私があせくせ生きていた間もこんな風に変わらず、ここにあったんだなあと考えていた。植物の時間感覚と自分の時間感覚の違いを感じた。頭では分かっていたつもりだったが、こうも長い時間自然と向き合うとその事実が体感でわかるようになるのかもしれない。後半になると、足の裏全体が痛くなっていた。にもかかわらず、もっとこの道を歩いていたいという気持ちが湧き上がるのである。不思議な現象である。この風景から離れてしまうことが寂しく感じた。

 

そして午後5時、22kmの道のりを歩くことができた。今まで、まともにトレッキングをしたことがなかったのだが無事歩き切ることができてよかった。トレッキングで得たものは、穏やかな心である。人間も自然の一部であることを再認識し、その自然が自分の心や体に浸透してきたような気がした。本当に良い体験だったのでこれからも山登りやトレッキングをしていきたいなと強く思う。トレッキング用のシューズも新調したことだし、ライフスタイルの一部に「歩き」をもっと取り入れようと思った。

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水場

では、また〜